2026.08.25

ハワイアンインテリアで楽しむ岐阜の平屋注文住宅 10年後も好きな家

VINTAGE LIFE MAGAZINE / KATO JYUKEN

ハワイアンスタイルの暮らしとは?
木と風を感じる、心地よい毎日のつくり方

流行のテイストとしての「ハワイアン」ではなく、
朝の風、木の肌ざわり、植物の影、コーヒーの香りまでをひとつの景色として楽しむ。
そんなハワイアンスタイルの暮らしを、
加藤住建らしい“ヴィンテージな暮らし”の視点からひもときます。

ハワイアンスタイルと聞くと、白い壁にブルーのファブリック、
ヤシのモチーフ、海を思わせる小物をイメージする人も多いかもしれません。

けれど、本当に心がほどけるハワイアンな暮らしは、
見た目だけではつくれません。
裸足で歩きたくなる木の床、外の光をやわらかく受け止める深い軒、
風が抜ける窓辺、少し日焼けした木の家具。
派手ではないのに、なぜか長く好きでいられる空気があります。

加藤住建が大切にしているのも、そんな時間の積み重ねです。
岐阜の気候に合った家のつくり方、
木と自然素材が育てる経年変化、
そして「広さ」より「心地よさ」を整える設計。

その視点で考えると、ハワイアンスタイルは
“南国風の家をつくること”ではありません。
自然とともに、機嫌よく暮らすためのひとつの考え方です。

この記事では、ハワイアンインテリアの基本から、
家具、照明、植物、コーヒー、音楽、休日の過ごし方まで、
ひとつの世界観として紹介します。

「この家が欲しい」ではなく、
「こんな暮らしがしたい」と思えるように。
そんな目線で、ゆっくり読んでみてください。

海の色より、風の抜け方を選ぶ

木の素材感と植物を取り入れたハワイアンスタイルのリビング

ハワイアンスタイルの本質は、
色や柄を再現することではなく、
光や風、自然の気配を感じられることにあります。

朝、カーテンが少しだけ揺れて、
外の空気が室内にすっと入ってくる。
ソファの横には葉の大きな植物があり、
木のテーブルにはいつものマグカップ。
お気に入りの音楽を流せば、
部屋の空気まで少しやわらかく感じられる。

そんな何気ない瞬間の重なりが、
ハワイアンスタイルの魅力です。

だからこそ、加藤住建ではインテリアを考える前に、
まず光と風の入り方を考えます。
岐阜の夏の強い日差しをやわらげる深い軒、
季節の変化を受け止める窓の配置、
そして木や自然素材が心地よく馴染む室内環境。

ハワイのリゾートをそのまま写すのではなく、
岐阜の土地と暮らしに馴染ませる。
それが、長く愛せるハワイアンスタイルにつながります。

POINT

ハワイアンスタイルを成功させる近道は、
「飾る」より先に「光・風・素材」を整えること。
見た目だけでなく、体が気持ちいいと感じる環境づくりが土台になります。

ハワイアンインテリアは、木の経年変化で深くなる

ハワイアンインテリアには、
明るい木目、ラタン、リネン、コットンなど、
自然素材の軽やかさがよく似合います。

そこへ少しヴィンテージ感を加えると、
一気に“住んでいる風景”になります。

新品のまっさらな家具だけで整えるより、
少し節のある木、
色ムラのある無垢床、
少しくすんだ真鍮、
使い込んだデニムのようなファブリック。

そうした不完全さがあるほうが、
海辺のモデルルームではなく、
毎日ちゃんと帰りたくなる家になります。

加藤住建が考える“ヴィンテージな暮らし”は、
古いものを並べることではありません。
新しい家の中に、時間が似合う余白を用意すること。
木の床が少し焼け、家具に小さな傷がつき、
家族の習慣が少しずつ染み込んでいく。
その変化を楽しめる住まいは、
ハワイアンスタイルともとても相性がいいのです。

朝のコーヒーから始める、ハワイアンスタイルの整え方

暮らしの雰囲気は、
大きな家具よりも、朝の数分で決まることがあります。

少し早く起きて豆を挽く。
窓を開けて、外の空気を入れる。
マグカップを片手に、
ウッドデッキや窓辺に腰掛ける。

その時間があるだけで、
いつもの部屋の見え方は少し変わります。

ハワイアンスタイルの魅力は、
非日常を持ち込むことではなく、
日常を少しだけゆるやかにするところにあります。

お気に入りのコーヒー道具、
レコードプレーヤー、
小さなスピーカー、
古着屋で見つけたアロハシャツ、
よく乾いたタオル、
陽射しに似合う観葉植物。

どれも高価である必要はありません。
大切なのは、使うたびに気分が整うこと。
その積み重ねが、その人らしい暮らしをつくります。

POINT

ハワイアンな暮らしは、
インテリア単体では完成しません。
コーヒー、音楽、植物、休日の過ごし方まで含めて整えると、
部屋に“その人らしい温度”が生まれます。

家具、照明、植物。静かな主役を置く

低めの家具は、景色をひらく

ハワイアンインテリアに似合うのは、
視線を遮らない低めの家具です。
ローソファ、低いテレビボード、
脚の軽やかなサイドテーブル。
重心が下がると部屋に余白が生まれ、
窓の外の緑や空まで景色の一部になります。

照明は、明るさより陰影を選ぶ

夜まで心地よく過ごすなら、
部屋全体を均一に明るくするより、
必要な場所にやわらかな灯りを置くのがおすすめです。
ラタン、ガラス、真鍮、木など、
自然素材と相性のいい照明を選べば、
夜の空気にも奥行きが生まれます。

植物は“南国感”より“生き生き感”を

モンステラ、オーガスタ、フィカス、ポトスなど、
葉の表情が美しい植物はハワイアンスタイルと好相性です。
ただし、数を増やしすぎる必要はありません。
背の高いもの、中くらいのもの、小さなものを
リズムよく配置するだけで、
部屋に自然な奥行きが生まれます。

ハワイアンスタイルを、流行で終わらせないために

ハワイアンインテリアが難しいのは、
少し間違えると“テーマ感”が強くなりすぎることです。

海を連想させる雑貨やモチーフを増やしすぎると、
暮らしの背景ではなく、
装飾そのものが主役になってしまいます。

そこで大切なのが、足し算より引き算。

ベースは木、白、ベージュ、生成り。
そこへ、少し褪せたブルーやグリーンを加える。
海や自然の気配は、
アートやファブリック、小物で少しだけ添える。
そのくらいがちょうどいいバランスです。

加藤住建が家づくりで意識しているのも、
“変えられる部分”と“変えなくていい部分”のバランスです。
窓の取り方、軒の深さ、木の質感、居場所のつくり方は、
家の骨格として残るもの。
一方で、照明、椅子、ラグ、植物、アートは、
季節や年齢に合わせて変えていけるもの。
この考え方があれば、
ハワイアンスタイルも流行だけで終わりません。

ハワイアン・西海岸・ナチュラルの違いを、やさしく整理する

スタイル 特徴 似合う素材 こんな人におすすめ
ハワイアン 風・光・自然との一体感。穏やかでリラックスした空気 木、ラタン、リネン、コットン、植物、真鍮 家でゆっくり過ごす時間を大切にしたい人
西海岸 カジュアルでラフ。サーフやアメリカ西海岸の空気 古材、アイアン、デニム、レザー、ブルー系 アクティブで少し無骨な雰囲気が好きな人
ナチュラル やさしく整った清潔感。シンプルで軽やか 明るい木、白、生成り、陶器、ガラス 飽きにくく、すっきり暮らしたい人

ハワイアンスタイルは、
西海岸スタイルよりも少しやわらかく、
ナチュラルスタイルよりも外とのつながりや
自然の気配を強く感じられるスタイルです。
木や自然素材を大切にする家づくりとも親和性が高く、
頑張りすぎない豊かさを表現しやすいのが特徴です。

休日は、少しだけ外へにじみ出す

ハワイアンスタイルの暮らしは、
室内だけで完結しません。
庭、ウッドデッキ、軒下、玄関まわり。
家の外側に少しだけ居場所があると、
暮らしはふっと軽くなります。

キャンプチェアをひとつ出して本を読む。
古いスツールの上に植物を並べる。
休日にデニムの裾をまくって、
ホースでデッキを流す。

サーフボードがなくても、
海が近くなくても、
外とつながる気配はつくれます。

岐阜の暮らしには、
強い日差し、雨、冬の寒さがあります。
だからこそ、深い軒や半屋外のあいまいな場所が活きてきます。
自然を完全に遮断するのではなく、
うまく受け止めながら暮らす。
その感覚は、
ハワイアンスタイルの心地よさともよく似ています。

今日からできる、ハワイアンインテリアのチェックリスト

□ 木、ラタン、リネンなど自然素材を取り入れている

□ 家具の高さを抑え、視線が抜けるようにしている

□ 白く強い光より、やわらかな灯りを選んでいる

□ 植物を“飾り”ではなく“暮らしの一部”として置いている

□ 青や緑は、少し褪せた落ち着いた色味を選んでいる

□ 海モチーフの雑貨を増やしすぎず、余白を残している

□ 朝の光や風を感じられる居場所がある

□ コーヒー、音楽、読書など、自分の時間を楽しむ場所がある

全部そろっていなくても大丈夫です。
ハワイアンスタイルは、
完成形を目指すより、
少しずつ“自分が気持ちいいと感じるほう”へ寄せていくことで
自然に育っていきます。

家の中に、音楽とアートの余白をつくる

心地よい家には、音が似合います。
朝はアコースティック、
昼はゆるいインスト、
夜は古いソウルやジャズ。
レコードでも、配信でもかまいません。

大切なのは、部屋の空気と喧嘩しないこと。

壁に飾るアートも同じです。
海の写真でも、抽象画でも、
旅先で見つけたポスターでもいい。
ハワイアンスタイルだからといって、
モンステラ柄だけに寄せる必要はありません。

古着やデニム、キャンプ道具、
DIYでつくった棚も、
置き方次第で立派なインテリアになります。
整いすぎないこと。
少しラフで、使っている気配があること。
それがモデルルームではなく、
“ちゃんと暮らしている家”の魅力です。

まとめ|ハワイアンスタイルとは、自然と気持ちよく暮らすこと

ハワイアンスタイルの暮らしは、
海の近くに住む人だけのものではありません。

木のぬくもりを感じること。
風が通ること。
植物の影が揺れること。
好きな音楽とコーヒーが似合うこと。
外とゆるやかにつながること。

そんな小さな心地よさを丁寧に重ねていけば、
岐阜の毎日の中にも、
ハワイアンな空気はつくれます。

大切なのは、
ハワイアンスタイルの“見た目”をそのまま真似することではありません。
自然素材が育つ時間を楽しみ、
この土地に合う光や風を読み、
広さより心地よさを選ぶこと。

つまり、ハワイアンスタイルの家をつくるのではなく、
ハワイのように、自然と気持ちよく付き合える暮らしを岐阜につくる。

好きな家具を置き、
植物を育て、
朝にコーヒーを飲み、
休日に少しだけ外へ出る。
そんな何気ない習慣の積み重ねが、
10年後の「やっぱりこの暮らしが好き」をつくっていきます。
流行ではなく、10年後も好きな家を。

KATO JYUKEN / HOUSE DESIGN

「ハワイアンな家」ではなく、
「こんな暮らしがしたい」から始めませんか。

家のテイストがまだ決まっていなくても大丈夫です。
好きな家具、服、音楽、休日の過ごし方から、
あなたらしい住まいを一緒に考えます。


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